マインドフル・イーティングという言葉を聞いたことありますか?お腹が空いていないのになんとなくたくさん食べてしまったことあるのではないでしょうか。
それを防ぐ方法の一つにマインドフル・イーティングという考え方があります。
わかりやすく言うと「意識を向けて食べること」です。
食生活も日々の習慣なので、普段の悪い癖を改善すれば食べすぎを防ぐことが出来て、ダイエットにも繋がります。食べなくてもいいものを口に入れて消化器官に負担をかけることもなくなりますし、食品に無駄なお金も使わなくなるメリットもあります。
運動なしで痩せるメソッド「マインドフル・イーティング」
では早速意識的な食べ方のポイントを7つお話します。
Contents
1. 体の声を聴くこと
まずやってほしいのが食べる前に、本当にお腹が空いているのか?体の声に傾けましょう。1日に1回は「お腹が空いている」という感覚を感じることができるのが理想です。いつもつい食べすぎて苦しいなんてことありませんか。体の声を聴く習慣を持ちましょう。
2. 自分で食材や料理を選んでみる
次に自分の食べているものに意識を向けましょう。あまり食に関心がない方は、出されたものを、何も考えず、そのまま口に入れて、気が付いたら食事が終わっていたなんて方もいるのではないでしょうか?自分が食べるものを、自分の意志で選ぶように心がけてください。
なんとなく・・・ではなく意識を持って選択しましょう。
3. 自分で料理をしてみる
食材に関する知識を深めると同時に、実際に自分で料理してみましょう。マインドフルになるためには野菜や果物をじっくり観察したり、自分の手で触ってみたり、匂いをかいでみたり、皮をむいてみたりすることが重要です。食べ物の存在を五感で感じることが大切です。
4. 食事の前に食べ物をじっくり眺める
食事をいただくことになった時にいきなり食べ始めるのではなく、いったん食卓の上のものをじっくりと眺めてみてください。その時にこの食品はいったいどこから、どんな人の手を介してここまで来たのだろう・・・?と思い巡らすことが大切です。意識を持って見ないと、何も残りません。
5. マインドフルな食べ方を試みる
眺めるのが終わったら食べ始めますが、出来るだけ意識的に食べてみてください。
①器に盛って食べる ②食卓に座って食べる ③食べることに集中する ④ゆっくりよく噛んで食べる ⑤感謝の気持ちでいただく
「いただきます」「ごちそうさま」はセットでやりましょう。当たり前のようなことですが意外と出来ていない方もいるかもしれません。
6. 食べた後の感じ方を確認してみる
「お腹がいっぱいで終わった」だけで済まさないよう、自分が何を感じているのかそこに意識を向けます。「美味しかった」「おなかも心も満たされた」「季節の味がした」「食べすぎて苦しい」「美味しくなかった」「この組み合わせは味が合わない」「物足りない」など…たくさんあると思います。どんな感想を思ったか言葉にしてみましょう。
7. 食事の記録を付ける
しばらくの間、その日食べたものをすべて記録すると、食べ物に対して意識的になれる機会が増えます。いつ、どこで、誰と、何を食べたのかを書き留めましょう。スマホに記録するのもいいですし継続しやすい方法でやってみましょう。
7つのポイントを紹介してきましたがどうでしたか?ダイエットしたい方、暴飲暴食をしてしまう方、抑えられない方にはおすすめの方法です。
意識的に食べるということ
意識的に食べるマインドフル・イーティングという考え方はとても重要です。人は食べたもので出来ているということを忘れないようにしましょう。いかに普段食べているものに意識を向けられるか実践してみてください。
もしダイエット中なのに甘いものを食べたくなったら、罪悪感に浸って食べるのではなく「これを食べることで幸せな気分になる」と思って食べるかによっても変わります。もちろん甘い物を食べすぎると太る原因になってしまいますが、我慢をしすぎてストレスをためすぎてしまうのではなく「意識」を変えるところからやってみましょう。あくまでも自分を責めすぎないようにすることも必要です。
まとめ
運動なしで痩せるメソッド「マインドフル・イーティング」という考え方についていかがでしたか?普段何気なく食べている食事に五感をフルに使い食事を行うことは、目でみて楽しみ、香りをかいで、よく噛んで味わうことで「食べている」という満足感や「美味しい」という幸福感を十分に得ることができます。マインドフル・イーティングを実践することで健康で痩せやすい習慣が身に付きます。ぜひ取り入れてみてください。