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自律神経とは、無意識のうちに体の機能を自動的に調整する働きをする神経のこと。交感神経と副交感神経の二つに分けられます。二つの神経の働きはお互いに正反対ですが、両者がバランスよく働くことで、私たちは健康でいられます。ダイエットやボディメイクをしている方も最近思うようにいかないなぁと思うことありませんか?

「春になると自律神経が乱れやすい」って聞いたことある方も多いのではないでしょうか?なぜ春なのでしょう。

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春に自律神経が乱れやすい理由

春は環境の変化が大きく体調を崩してしまう人が少なくありません。私たちの体は、冬の間は体温を逃さないように交感神経が働き、血管を収縮させます。しかし春になるとどうなるか?春になり暖かくなってくると、交感神経を働かせる必要がなくなり、かわりにリラックスさせる副交感神経の働きが活発になってきます。この変化に対応できないと体調が崩れてしまいます。

また、春は新年度の始まりのため大きく環境が変化、花粉症で悩むのもこの時期が多いのではないでしょうか。身の回りの大きな変化がストレスとなり、自律神経に影響を与えます。

今説明したように、交感神経は活動している時や緊張している時に優位になり、

副交感神経は、リラックスしている時や睡眠中などに優位になります。

自律神経のバランスを整える日常生活の過ごし方のポイント

いつもの行動に時間的に余裕を持つことと休日も平日と同じリズムで過ごすことが大事です。自律神経に最も重要なのはリズムです。休日だからといって昼頃まで寝ていると、一気に自律神経は乱れてしまいます。出来る限り、お休みの日も平日と同じリズムで過ごすようにすると変わります。

毎朝コップ1杯の水と朝ごはん

朝に飲む水は睡眠中に失った水分を補うとともに、副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスを保つことができます。コップ1杯の水を飲むと自然な便意を促すことができます。

また、朝ごはんを食べてすぐは交感神経の働きが高まりますが、その後は副交感神経が働いて胃腸を活発に動かし消化吸収を促します。3度の食事の度に自律神経がこうした動きをすることで胃腸の働きが活発化します。リズムを整えるためにも休日も朝起きてごはんを食べるようにするといいでしょう。

自律神経を乱す原因になるのがカフェイン。砂糖の多い甘い物は内臓を弱めてしまうので、内臓の調子が悪い人は水分不足の人が多いのです。1日1.5~2リットルのお水を飲む習慣を作るといいでしょう。

腸内環境を整えることは自律神経も整える

腸の働きをコントロールしているのも自律神経です。腸内環境を良くすると、心を安定させ気持ちをリラックスさせるセロトニンや喜びを高めてやる気や意欲を引き出すドーパミンといった幸せホルモンが分泌されます。

また、血糖値の変動が自律神経を乱すともいわれています。血糖値が上がったり下がったりすると交感神経を緊張させるので、自律神経が乱れます。特に気を付けたいのが糖質の摂り過ぎによる食後の高血糖。ご飯、麺、パン、果物などの他甘い物も含みます。

春こそ味噌を取り入れよう

味噌は「味噌の医者殺し」といわれるほど栄養価が高く、バランスにも優れたスーパーフードです。元々、たんぱく質やビタミン、食物繊維など、豊富な栄養を備えている大豆は、発酵することでアミノ酸を作り出し、さらに栄養価の高い食材に生まれ変わります。

春は自律神経が乱れやすい時期です。そういう時こそ普段から味噌を取り入れることをおすすめします。料理が苦手な方でも、お味噌汁であれば簡単に作れるのではないでしょうか?野菜があまり取れてないなという場合はお味噌汁に野菜や海藻類、冷蔵庫にあるもの色々入れて作ってみてください。

今が旬の春野菜を利用してみるとさらに旨味もありおいしく仕上がります。

まとめ

春は自律神経が乱れやすい時期、自律神経を整えるポイントはリズムです。

それと同時に普段から腸内環境を整えることこそが自律神経を整えることに繋がります。春になり暖かい日も増えて、これからダイエットやボディメイクを頑張ろうと思っているあなたは意識してみるといいかもしれません。

「味噌」はどの季節にも取りたい食材ですが、春こそ必要な食材の一つではないでしょうか?ぜひ参考にしてみてください。

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